愛では先日、いつもお世話になっている埼玉西部消防組合 狭山消防署水野分署の消防隊員の方々に施設にお越しいただき、利用者様が食物等による窒息が発生してしまった際の気道異物除去方法や心肺蘇生方法・AEDの使用方法の講習を実施いたしました。
マニュアル等でいくら定めてあったとしても実際の場面で迅速に対応ができれなければ意味がありません。
<背部叩打法・腹部突き上げ>
背部叩打法叩く位置や身体の角度、気道の確保など細かく指導していただきました。腹部突き上げ方では圧迫する腹部の位置や介助者の手の位置、持ち上げる方法、また高齢者施設特融の車椅子や坐位姿勢のときの対応方法などを学ばせていただきました
そのあとは各グループに分かれ、胸部圧迫等の心配蘇生方法やAEDの使い方などを学びました。
迅速な対応の必要性や胸骨圧迫の強さ、途切れさせない大切さなども説明していただきました。
またこれらの応急救護は一つひとつの手技を確実に行う大切さはもちろんですが、一連の流れで行えるようにすることの必要性をお伝えいただきました。
一連の流れで考えたときに、応急救護を行う場所、もの、移動など様々な課題が改めてみえてきました。
今回の研修を機にあらためてマニュアルや手順の見直し、機材の確認や確保などに取り組んでいきたいと思います。
<心肺蘇生 胸骨圧迫・AED>
今回20名を超す職員が参加し、学ぶことができました。あらためまして今回お世話になりました水野分署の皆様に感謝いたします。