医療現場・介護現場では大きな事故が起きないよう各施設ともに日々対策を立てながら業務にあたっています。
老健 愛でも安全対策委員会主導のもと、危険予知トレーニング(KYT:Kiken Yochi Training)を実施しています。
ではなぜ危険予知トレーニングを実施するのか。
それは医療現場をはじめ、労働現場では経験則の一つであるハインリッヒの法則というものがあります。
これは1件の重大事故が発生する背景には29件の軽微な事故、300件のヒヤリハットが存在するという法則です。
ヒヤリ・ハットとは、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の認知をいう。文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」である。
Wikipediaより
そのため医療・介護現場では1件の重大事故をなくすためにヒヤリハットの段階で課題、問題を抽出し対策を立てることで重大事故をなくそうという取り組みを行っています。
愛では安全対策委員会が施設独自の取り組みとして、一枚の写真をもとにそこに潜むヒヤリハットなどを全職員で見つけだし、一枚の模造紙にまとめて掲示をしております。
個人では気づかなかった点も、職種などによって視点も変わり色々な発見があります。
これからも事故発生を減らすべく努力していきたいと思います。