本日9月1日は防災の日です。
防災の日の経緯としては皆さんご存じの通り、9月1日に関東大震災が起こったことを契機に地震や風水害に対する心構え等を育成するために制定されたそうです。
ここ10年で東日本大震災をはじめ、台風等での風水被害や線状降水帯による大雨、洪水など自然災害が頻発するようになっています。
今回、施設職員が介護老人保健施設リスクマネージャーの資格認定を受けましたのお知らせいたします。
現在、施設を取り巻くリスクを見てみると、利用者様の転倒・転落による事故をはじめ、昨今のような感染症(コロナ、インフルエンザ、ノロウイルスetc)や
個人情報保護などの利用者にかかわるものだけでなく、上記のような防災の点や対人トラブルや施設経営(資金、教育、雇用etc)など多岐にわたります。
リスクマネージャーはそのような問題の事後処理だけでなく、様々なリスクを包括的を把握し、リスクを最小限にするようマネジメントすることが求められます。
そのため全国介護老人保健協会ではリスクマネージャーの育成にも力を入れており、今回の介護報酬改定においてもリスクマネジメントの必要性から
リスクマネジメントの強化が盛り込まれています。
リスクマネージャーが設置されたらリスクがなくなるわけではありません。
職員にリスクを共有し、リスクを最小限に減らしていくよう日々の取り組みをしていくことで、施設の健全な運営ならびに利用者様の安全な生活が送れる環境を整えていきたいと思います。